早稲田式速記の研究

早稲田式速記の基本文字

早稲田式速記基本文字

これが、早稲田式速記の50音表です。線の長さは3種類、母音を表す記号も「なし」「小円」「大円」の3種類です。

と、法則性がはっきりしていて、50音の形が複雑な単画派よりも覚えやすくなっています。 しかも、50音のうち、20音余りが1画であらわすことができ、 すべて2画で書く複画派よりも書きやすくなっています。これが、「折衷派」の特徴です。 速記は、文字と文字を続けて書きますので、 続き方によって書きやすかったり、書きにくかったりしてしまいます。 そこで、よく使う「サ行」と「タ行」は、ニ通りの書き方が用意されています。 これも、日本語の特徴を余すところなく使う速記ならではです。

ちなみに、子音の形は、その多くが19世紀のイギリスで速記を研究したピットマンによる「ピットマン式」に由来します。日本語速記の祖、田鎖綱紀氏が日本語速記を考案するとき参考にしたのが、「ピットマン式」から分派した「グラハム式」です。そこからたくさんの方式が分派していったので、子音記号だけは、共通している速記方式も多いのです。ただし、早稲田式は、田鎖氏の方式と直接はつながってはいないようです。


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